社寺建築に求められる
緻密な計画と煩雑な手続きを
全面的にサポートいたします
寺院や神社の新築・建て替えは、檀家・氏子をはじめとする地域の人々との関わりの中で進めていきます。このため、建物が完成するまでにさまざまな準備や手続きが必要です。さらに、社寺建築は一般の住宅や社屋の建築と比較しても、より緻密な企画・設計が求められます。
当社は、「社寺建築専門集団」として培ってきた数々の実績を元に、建物完成までのプロセスを、お施主様に寄り添いながら全面的にサポートいたします。小さなお悩みでもお気軽にお問い合わせください。
寺院の新築・建て替え
本堂の新築・建て替え工事の流れ
すでに新築・建て替えを決めていらっしゃる段階であっても、現在の建物や土地の状況を調査させていただき、お施主様からさまざまなご要望をお伺いします。その後、長期的な展望を視野に入れて方針やご予算を整理しながら、関連法規調査の上、基本設計を行います。
この間、檀信徒様の総会や建設委員会の発足など、関係者様との意見交換を行いながら、計画を具体的に詰めていきます。
お見積と実施設計に同意いただけましたら、ご契約を締結し、いよいよ着工となります。
本堂の新築にあたっては、まず御本尊の遷座をさせていただき、既存の建物を解体ののち、基礎工事を進めていきます。
本堂の建て始めには「立柱式」を行い、御本尊がお入りになる本堂の場を浄め、工事の安全を祈ります。
その後、柱、斗栱、桁、梁を組み上げ、小屋組が完成したところで、工事の大きな区切りである上棟式を行います。その後、瓦工事、左官工事、建具工事、造作工事等を経て、竣工検査・お引き渡しとなります。
御本尊の安置、落慶法要を執り行い、新しい本堂をお祝いします。
神社の新築・建て替え
社殿の新築・建て替え工事の流れ
式年遷宮をはじめとする本殿の新築や建て替えの場合も、基本的な流れは本堂と同様です。
まず、現在の建物や土地の状況を調査させていただき、式年遷宮の場合はこれまでの遷宮の経緯や今後の計画を踏まえて、お施主様から詳細を伺いながら、基本設計を進めて参ります。
お見積・実施計画に同意いただけましたら、ご契約締結・着工となります。
その後は古式に則り、御用材の伐採を経て、地鎮祭を行う流れが一般的です。
柱、斗栱、桁、梁を組み上げ、小屋組が完成したところで、上棟祭(棟上げ)を行い、瓦工事、左官工事、建具工事、造作工事等を経て、竣工検査・お引き渡しとなります。
御神体を新しい神殿にお迎えし、落慶式を執り行います。
「寺院建築入門」
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第一巻:寺院を建築するにあたって
第二巻:計画実施の手順
第三巻:建築計画の基本知識